皆様こんにちは!この記事ではお通夜式に参列する際に遺族にとって迷惑にならないベストなタイミングをご案内します!冠婚葬祭のマナー本や葬儀社の運営しているブログ等とは違い実際の葬儀の現場視点での実践的な解説となりますので是非最後までお読みください
お通夜のベストな到着時間
まずはお通夜式ですが、訃報通知等の案内通知を見るとお通夜の開式時間が18:00~となっている為、何時に行っても大丈夫だと思われている方がいますが、これは間違いです!確かに通す夜と書いて「通夜」ではありますが、それでも適切なタイミングが存在します。開式前後20分以内の到着です!詳しく説明すると、仏教式の場合、住職の読経が概ね30~40分くらいとなり、神奈川県では住職の読経中にお焼香をするのが一般的ですので、到着後、受付なども済ませる事も考えると少なくとも開式時間から20分以内には式場に到着していたい所です!また早く到着しすぎてしまっても、遺族やお手伝いの方(受付等を手伝ってくださるご友人や会社関係の方)への説明中だったりする為、早くとも開式30分前位の到着が望ましいと思います。
お通夜のNGな到着時間
次にお通夜の出来れば避けた方が良い到着時間ですが、これは開式後1時間以降は出来れば避けた方が良いでしょう。理由としては開式後1時間以降は住職の読経も終了し喪主や遺族・親族もお清めの席(お通夜の会食)に移動しており、受付もお香典等をまとめてやはりお清めの席に移動しているタイミングの為、そんなタイミングで到着すると喪主は挨拶の為、会食所から式場へ移動しなければならず、受付も終了しているのでお香典も喪主へ直接のお渡しとなり喪主の負担となりかねません。そして一番まずいのが、21時以降の到着です。稀に「お通夜だから夜通しずっとやっている」思われた方が21時以降に到着されるのですが、神奈川県では市営斎場等ほとんどの会館が21時閉館となっている為、会館に入ることもできずに…。という事がありますので注意してください!
終わりに
お通夜式の失敗しない到着時間について解説をさせていただきましたが、例えどんな時間に到着されても遺族にとってはわざわざ参列されたこと自体がとてもうれしく感じられるものです。心の底から、涙を流しながら来てくれたことを喜ばれている喪主様もいらっしゃいます。参列される方にもお仕事などの事情がある為、この記事の通りの参列が難しい事もあると思いますが、お疲れのご遺族にとって負担にならないよう可能であればこの記事を参考にしてお通夜に参列してもらえれば幸いです
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