以前の記事で、
「お坊さんの読経中以外は“焼香ではなくお線香”が基本」というお話をしました。
でも実は――
👉 お線香のあげ方、なんとなくでやっていませんか?
葬儀の現場で数えきれないほど見てきましたが、
間違った所作をしている人、かなり多いです。
今回は、これだけ知っておけば恥をかかない
お線香の正しいあげ方を解説します。
■ 基本の流れはこれだけ
まずはシンプルに、正しい手順です👇
① 右手にお線香を持ち、火をつける
② 左手に持ち替える
③ 右手で軽く仰いで火を消す
④ 鉢(香炉)にお線香を立てる
⑤ 小リンをたたく
⑥ 合掌
この流れを押さえておけばOKです。
■ NG①:フーッと息で火を消す
これ、やっている人かなり多いです。
でも実は…
👉 息で火を吹き消すのはNG
理由はシンプルで、
・仏様に息をかけるのは失礼
・所作として美しくない
だから正解は、
👉 手で軽く仰いで消す
たったこれだけで、印象がグッと変わります。
■ NG②:小リンを先にたたく
これも本当によく見ます。
👉 小リン → お線香
この順番、逆です。
正しくは、
👉 お線香を供えてから小リン
私自身、これまで数えきれないほどお坊さんの所作を見てきましたが、
先に小リンをたたいている方は一人もいません。
ちょっとした違いですが、ここは意外と見られています。
■ 実は例外あり|お線香を“寝かせる”宗派
ここが少しややこしいポイントです。
一部の宗派では、
👉 お線香を立てずに横に寝かせます
代表的なのは、
・浄土真宗
・日蓮正宗
この場合は、
👉 火をつけたあと、そのまま横に寝かせる
という形になります。
■ 見分け方はあるのか?
正直に言うと――
👉 一般の方が見分けるのはかなり難しいです
ただし、ヒントはあります👇
・香炉(鉢)が長方形で寝かせやすい形
・お線香自体が短くなっている
こういった場合は「寝かせるタイプ」の可能性が高いです。
■ 迷ったらこれでOK
とはいえ、一番現実的なのはこれです👇
👉 すでにお線香があれば前の人に合わせる
👉 分からなければスタッフに聞く
無理に自己判断するより、これが確実です。
■ まとめ|“なんとなく”を卒業するだけで印象が変わる
お線香のあげ方は難しくありませんが、
✔ 火は吹き消さない
✔ 小リンは後
✔ 宗派で立てる・寝かせるが違う
このあたりを知らないと、無意識にNGをやってしまうポイントです。
逆に言えば――
👉 この3つを知っているだけで、一気に“ちゃんとしている人”になります。
葬儀の場は、急に訪れるもの。
だからこそ、事前にこうした知識を持っておくと安心です。

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