「お葬式に赤ちゃんを連れて行ってもいいの?」
「泣いたら迷惑にならない?」
そう悩む方は多いです。葬儀という厳かな場に、小さな子どもを連れて行くことに不安を感じるのは当然のこと。しかし、葬儀屋として多くの現場を見てきた私から言えるのは、「大丈夫です。どうか安心してください」ということです。
実際の葬儀現場での経験
私は葬儀屋として何百件ものお葬式に立ち会ってきましたが、赤ちゃんが参列する場面は珍しくありません。もちろん、お経の途中で泣いてしまうこともありますし、お母さんやお父さんが途中で中座することもあります。しかし、それを問題視するお坊さんを見たことは一度もありません。
むしろ、僧侶の方々より「気にしないでください」と言っていただける事が多いです。赤ちゃんの泣き声は、ある意味で「生の象徴」でもあります。厳粛な場ではありますが、「赤ちゃんが泣いたらすぐに出ればいい」と考えれば、そこまで気負う必要はありません。
どんなに厳しいお坊さんでも何も言わない
時には「気難しい」と言われるようなお坊さんがいらっしゃることもあります。しかし、そういう方でも赤ちゃんの泣き声や親御さんの中座に対して何かを言うことはまずありません。これは、私が何度も現場で経験してきたことです。
周りの参列者の反応は?
もちろん、会場の雰囲気によっては気になる方もいるかもしれません。ただ、ほとんどの方が「仕方ないよね」と温かく受け止めてくれます。逆に「可愛いね」と微笑ましく思ってくれる方も多いです。
安心して参列してください
もしも赤ちゃんを連れて行くべきか迷っているなら、どうか安心してください。
✅ 泣いてしまったら、途中で退席すればOK
✅ どんなお坊さんでも問題視しない
✅ 周囲の人も寛容に受け止めてくれることが多い
葬儀は「故人を偲ぶ場」であると同時に、「命を感じる場」でもあります。赤ちゃんの存在もまた、葬儀の場にふさわしいものなのです。
どうか、気負わずにご家族で大切な時間を過ごしてください。
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