財布は不要!?ベテラン葬儀屋の“身軽な仕事術”

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財布はあった、でも「中身」がなかった…

あれは私がまだ新人だった頃のこと。ご葬家様のご自宅へ、故人様のドライアイスの交換に伺ったときの話です。

現場に向かう途中、近くのコインパーキングに車を停め、いざ精算しようとしたところ…

「……え?小銭もお札も入ってない!?」

そう、財布はちゃんと持っていたんです。でも中には、なぜかレシートと名刺ばかり。現金がまったく入っていませんでした…。

慌てて会社に連絡し、お金を持ってきてもらうという失態。忙しい中、普段から口の悪い生意気な後輩にお金を持って来てもらう羽目になり、あの時の気まずさと自己嫌悪は今でも忘れられません。

「普通の財布」をやめた理由

この経験をきっかけに、私は仕事中に持ち歩くアイテムを見直すことにしました。

実は、葬儀の現場では「普通の財布」って案外不便なんです。理由はシンプル。

→ 制服のポケットに入れるとシルエットが崩れる。

見た目に気を配る必要のある職業柄、だらしない印象を与えたくない。そこで、たどり着いたのが「薄くて軽いコインケース」でした。

今の私のコインケース事情

現在、私が持ち歩いているコインケースの中身はこんな感じです!

  • 旧千円札(←パーキングや自販機で使えないリスクを回避)
  • 小銭(100円・10円多め)
  • パスモ(チャージ済み)
  • 運転免許証

この4点セットがあれば、だいたいの現場は乗り切れます。

パスモは交通機関だけでなく、コンビニや一部のパーキングでも使えるので意外と便利。しっかりチャージしておけば、現金がなくても焦る場面は激減します。

そして出勤前に必ず、中を確認して千円札が無ければ補充することをルーティンにしています。

大きな財布はどこにある?

普段使っている長財布やカード類などは、会社のロッカーの中に置いてあります。カバンごとロッカーに入れて、現場には最低限だけを持って出る。

このスタイル、身軽だし動きやすくて、本当におすすめです。

本革コインケース、実は楽しい相棒

ちなみに、コインケースはちょっと奮発して本革製のものを使っています。使うほどに馴染み、色合いも変化してくるのと、日々簡単なメンテナンスをする事で愛着も湧いてきます。

こういう「道具への愛着」って、意外とモチベーションになります

実はこんな人にもおすすめかも?

この持ち方、実は葬儀業だけじゃなくて…

会社にカバンを置いて、車で外回りする営業の人にもおすすめなんじゃないかと思ってます。

(……いや、そんな人あんまりいないですかね?笑)

最後に:小さな工夫が大きな安心に

一見どうでもいいような失敗でも、そこから得た気づきって案外大事だったりします。
現場での「ちょっとした安心感」や「スムーズさ」は、こういう積み重ねで生まれるのかもしれません。

あなたも、自分なりの“相棒アイテム”見つけてみてくださいね。

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