場面別【葬儀の挨拶】徹底解説!その挨拶本当に必要ですか?

喪主様向け内容

お葬式において、喪主の方が【一番緊張する場面】そうそれが【挨拶】です!一般的な挨拶例分は数多ある葬儀社のHPで紹介されていると思いますので、この記事では、葬儀の際に必要な挨拶の種類とその意味合いを解説しています!【何故挨拶するのか?】が分かると挨拶の原稿作りも圧倒的に捗るはずですので是非最後までお読みください

出棺挨拶

まず初めに出棺の挨拶です。これは仏式葬であれば、住職の読経も、柩の中に参列者でお花を手向けする【お花入れ】も終わり、柩の蓋を閉じた後、出棺に際しての挨拶となります。挨拶する場所は民間のセレモニーホールや市営斎場を利用する場合、式場の中で行う事が多いです。テレビ等の影響で霊柩車の前で挨拶するイメージを持たれている方がいらっしゃいますが、少なくとも神奈川県では式場の中で行う事が一般的です

意味合い/挨拶するべき人/注意点

出棺挨拶の意味合いは、遺族・親族で会葬された(来ていただいた)一般の方に対しての御礼の挨拶となります。一般的に喪主か故人に対して近しい、遺族が行います。注意点としては【一般参列者】に対しての挨拶となりますので、参列者が遺族・親族しかいない場合に葬儀屋さんに渡された例文通りに挨拶してしまうと、遺族・親族から遺族・親族へお礼をする何とも微妙な感じになってしまいます。対策としては、挨拶の内容を【家族葬用】にアレンジするか、いっその事【出棺挨拶】は割愛してしまっても良いかと思います。

精進落とし(会食)挨拶

次に精進落とし(会食)前の挨拶です。挨拶の前にまず精進落とし(会食)を行う場所ですが、神奈川県では市営の火葬場を利用することが多く、市営の火葬場は火葬の待ち時間が1時間~1時間30分と長い事もあり、火葬場の控室で行う事が多いです(自身の体感ですが概ね9割位そうだと思います)

意味合い/挨拶するべき人/注意点

意味合いとしては「親族皆様のお陰で無事に葬儀一切を終了する事ができました」と遺族から親族に対しての挨拶となります。こちらの挨拶については、【家族葬】であっても親族の方であれば、火葬場のお見送り~精進落とし(会食)まで同席されるケースがほとんどの為、【出棺挨拶】は割愛してもこちらは行った方が良いでしょう。精進落とし(会食)の挨拶もやはり喪主か故人に近しい遺族が行うのが良いと思います

献杯(けんぱい)の発声

最後に献杯の発声です。タイミングとしては、精進落とし(会食)の挨拶の直後に行います。そもそも献杯の発声自体良く分からない方もいると思いますがイメージとしては結婚式の乾杯の音頭のような感じです(意味合いは全く違いますが…。)簡単に挨拶した後「献杯」と発声して杯を静かに持ち上げます

意味合い/挨拶するべき人/注意点

意味合いとしては、諸説ありますが、故人に対して生前の功績や思い出に敬意を表して杯を捧げるというのが一般的ではないでしょうか?献杯の発声は喪主が行ってもダメな訳ではありませんが、多くの場合、お立てする意味合いも含めて親族の長兄の方(故人の直接の兄弟等)にお願いする事が多いです。注意点としては、グラスを合わせてはいけない等マナー的な事もありますが、一番は予め親戚の方に献杯の発声をお願いしておくという事です。たまに会食の直前で献杯の発声をお願いをされて「いや俺はいいよ💦」等と揉めている事がありますので、その方にも用意が必要だと思いますので少なくと告別式が始まる迄にはお願いをするようにしましょう。

通夜挨拶

番外的になりますが、「通夜の挨拶」は基本ありません。地域によってはあるのかも知れませんが、神奈川県では無い事の方が多いです。その為、葬儀の担当者も通夜挨拶の確認は基本してきませんので、通夜にも親族や参列者の方に挨拶を検討されている方は事前に担当者に申し出てるようにしましょう

緊張しない挨拶の方法

終わりに挨拶で緊張しない方法を特別にお伝えします!それは保険をかけておくという事です。予め挨拶の原稿は礼服に忍ばせて置き、挨拶の初めに「緊張も有り挨拶の途中で原稿を見るかもしれませんがご容赦下さい」と宣言しましょう。そうする事でだいぶ気持ちが楽になります。それでも緊張してしまうという方は、「不慣れな為、原稿を見ながらで失礼します」と一言添えて、最初から原稿を見ながら挨拶しましょう!失礼という事でもないですし、体感で半分以上の方が原稿を見ながら挨拶していますので、緊張で言葉が出なくなってしまうと自負される方は原稿を見ながら挨拶しましょう!

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