冬の葬儀 コートはクロークへは本当?現実とのギャップを解説します

参列マナー

冬の葬儀では「コートはクロークへ預けるのがマナー」葬儀のマナー本や葬儀社のHPではそんな風に書いてありますが、それを読むために私はいつも思います。「そんなに斎場にクロークあるか?」クロークの準備がある斎場はほとんどありません。では寒い冬の葬儀でコートはどうすれば良いのか?この記事ではよくあるマナーの誤解と現実的な対処法をお伝えします!

クロ―クの実態

「コートをクロークに預ける」というマナーは現実的にはホテルで行われる「お別れの会」や余程規模の大きな葬儀の時のみの話です。(私も15年以上葬儀の担当を行っていますが、クロークがあったのは「青山葬儀場」で行われた葬儀で一度だけ目にしたことがあるだけです)特に公営の市営斎場等ではその様な設備は皆無に等しくコートをどうすれば良いか迷われているのが現実です

そのコートどうすれば?

ではクロークが無い斎場でコートをどのようにすれば良いか幾つか提案させていただきます

・親族であれば控室に置かせてもらう 自身が親族であれば親族控室に置かせてもらうのが良いでしょう。しかし親族控室にもハンガーの数に限りがありますので、故人との関係が結構遠い場合等は頼みにくいかも知れません

・車で行く場合には車に置いておく これはかなり良い方法ですが、駐車場から斎場が結構離れている場合やそもそも車で来ていなければ行けない為、絶対の方法ではありません

・手に持ったまま席に着く これが一番現実的な方法です。「でもお焼香の時はどうすれば?」確かにお焼香の時にコートを持っていてはマナー違反です。その為大抵の葬儀場ではお焼香をする台の所に手荷物を置けるようになっている為、そちらにコートを置いてお焼香するのが正解となります

まとめ

コートはクロークへというマナーは実際の葬儀場では通用しないことの方が多いです。冬の寒い時期に通夜や葬儀へ参列予定の方はこの記事を参考にして頂ければ幸いです

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