事前相談に行く前の三つの心構え

葬儀社選びのコツ

最近ほとんどの葬儀社のチラシや看板に「事前相談」の文言が溢れています。どこの会社も事前に顧客を取り込みたいという気持ちは一緒なのでしょう。相談サロンや終活サロン等「事前相談」専用の窓口が併設されているセレモニーホールも増えてきました。葬儀社が力を入れている「事前相談」は消費者にとっても勿論有益になります。安くない葬儀費用について事前に調べておけるというのはいざという時の安心につながります。しかし、家電や車等と異なり葬儀費用というのは定価や参考価格というのが今一つ分かりずらいですし、えいっと気持ちを入れて「事前相談」に行っても何を聞けば良いかも良くわからない💦言われた質問に返答したら見積もりを提示されたが、なんだか良く分からない。この記事でその様な方向けに「事前相談」に行く上での心構えを3つお伝えします!

事前に来館の予約をする

心構えその1は飛び込みで事前相談をするのでは無く必ず事前に電話で来館の予約をする事です!「えっ?看板には事前相談「随時」受付中!と書いてあるじゃないか!」まぁそうなんですが…。実際によく聞く声としては、行ってみたものの葬儀の真っ最中だった。スタッフが忙しそうで話しかけられなかった、または今は忙しくて対応できないと言われて出直す羽目になった。という事が割とありますので、貴重な時間を無駄にしない為にも事前に電話で来館の予約をしましょう!「電話は敷居が高くて…。」分かります!しかし文明が二世代位遅い葬儀業界、ネット予約等というものはありません!15年前は電話対応が「えっ!」という所も結構ありましたが、今ではそんなことはほとんど無く、丁寧に対応してくれますので、そこは勇気を出して、電話してみましょう!

事前に確認事項を整理しておく

心得その2は、ある程度事前に葬儀の希望を整理しておくことです。大まかにでも希望を考えておくと相談がスムーズに進みますし見積もりを提示してもらう際もざっくり○○円では無く詳細な見積もり請求する事が出来ます

考えておくポイント

◆葬儀の形式 通夜・告別式を行う二日間の葬儀/告別式のみの一日葬/直送

◆葬儀の規模  親族のみで行う家族葬/一般参列者にも来てもらう一般葬 

◆宗教・宗派の有無 宗教者を呼ぶ(その場合は葬儀社に紹介してもらうのか?)/無宗教 

複数の葬儀社を比較する

最後の心得は、2~3社を比較してスタッフの対応や料金の違いを確認する事です。まず金額について正直お葬式の見積書というのは見ても良く分からないことが殆どだと思います。なので何社か比較して相場観を確認してその見積もりが適正価格であるかどうかを確認する事が大切です。その為にも心得その2で紹介した考えておくべきポイントをしっかり準備しておくと同じ条件で各社から見積もりを提示してもらう事が出来て比較の制度も上がります!次に商品の品質(棺や骨壺等)については同じ市内などであれば会社が違っても同物流のものを使用しているケースがほとんどの為大きな違いはありませんなので重要なのは対応してくれるスタッフの対応をしっかりと見極めて下さい。もし聞けるのであれば対応してくれるのが「事前相談専門のスタッフ」か「普段から葬儀の担当をしているスタッフ」なのかを聞いてみてください。「事前相談専門スタッフ」だとダメという事では勿論ありませんが、葬儀の担当スタッフであれば、そのスタッフの対応がその葬儀社のレベルという事になります!

終わりに

事前相談に行く前の心構え如何でしたでしょうか?本当はもう少し抑えるべきポイントがあるのですがそれは別の機会にご紹介できればと思います。しかしこの記事の内容を抑えておくだけで「事前相談」に行く上での心理的なハードルはかなり下がると思います。いざという時に慌てない為にも「納得」の行く事前相談をしましょう!

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