今回は、「告別式に万全なコンディションで臨むために、僕が3年以上続けている習慣」についてお話しします。
きっかけは、いわゆる「男磨き界隈」の情報に影響されたこと。
「自己管理できる男はかっこいい」「コールドシャワーは最高の目覚ましだ」と聞いて、
半信半疑で始めたのが最初でした。
それから3年。
今では、忙しい葬儀現場を乗り切るための欠かせないルーティンになっています。
なぜ冷水シャワー?
葬儀屋の仕事は夜遅くまでかかります。
お通夜が21時に終われば早い方で、遅いと22時を回ることも。
それでも翌朝は早い。
たとえば、10時開式の告別式なら親族集合が9時。
段取りや準備を考えると、私は8時には現場入りしています。
式によっては、7:30開式なんていう超早朝パターンもあります。
睡眠時間を確保したい一方で、
寝ぼけた頭で大切な告別式を進行するわけにはいかない。
そこで、コールドシャワーの出番です。
コールドシャワーのメリット
- 一発で目が覚める
- 朝から「嫌なこと」を乗り越えることで、自己肯定感が上がる
ぶっちゃけ、今でも毎朝冷水シャワーを浴びるのは嫌です。
特に冬は、シャワーのスイッチを押す指がためらいます。
でも、だからこそ効果がある。
- 「誰でも嫌なことはやりたくない」
- 「それを一番最初に乗り越える」
この小さな成功体験が、その日のめんどくさい業務にも勢いをくれます。
喪主対応、電話連絡、段取りミスへのリカバリー──
嫌な業務にもエイやっと飛び込める感覚があるんです。
実際のやり方(参考までに)
- 起床後すぐ浴室へ
- 最初にぬるま湯で体を軽く濡らしてから、一気に冷水
- 冷水シャワーを約2分(最初は30秒くらいでもOK)
最初の30秒は毎回「うわぁぁ」となりますが、
そこを越えると意外とスッキリします。
終わった後の爽快感がクセになるんですよね。
まとめ
正直、全員におすすめできる習慣ではありません。
体調や心臓に負担をかける可能性もあるので、
持病のある方は必ず医師に相談してください。
それでも、
「重要な仕事にベストコンディションで臨みたい」
と思っているなら、一度試してみる価値はあると思います。
葬儀屋以外にも、
忙しいビジネスパーソン、在宅勤務でスイッチが入らない方にもおすすめです。
追伸
ちなみに男磨き界隈の情報、
意外と「自分を律するためのヒント」が多くて、
葬儀屋の仕事にも役立つことが多いです。
また別の機会にご紹介しますね。
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