【お布施の金額、いくら包めばいいの?】現役葬儀屋が本音で語る「それ、住職に聞いてOKです!」

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こんにちは、現役の葬儀屋です。
今回は「お布施の金額」について、葬儀の現場でよく聞かれる質問に答えてみたいと思います。

「お布施っていくら包めばいいんですか?」→ その答え、実は…

お葬式の打ち合わせで、ほぼ毎回聞かれるこの質問。
結論から言うと——「住職に直接聞いてください」がベストです。

「えっ、そんな失礼なことできない」と思われる方も多いのですが、まったく失礼ではありません。むしろ、お寺側も困っている場合が多いのです。

※葬儀屋さんにお寺を紹介してもらう場合は、予め金額が設定されているので、担当者に確認すれば大丈夫です

【よくある誤解】「お気持ちで」と言われたら、もう聞けない?

実際、「お布施はお気持ちで」と言われることも多いですが、実は2回目で教えてくれることがほとんどです。
1回目:「お気持ちで」
2回目:「それでも大体の目安があれば助かるのですが…」
このやり取りで、「じゃあ○万円くらいで…」と教えてくださることがよくあります。

それでも金額を教えてもらえなかった場合は、同じ菩提寺のお付き合いがある親戚に聞いてみるのも一つの方法です。

じゃあ一般的にはいくらなの?

これもよく聞かれますが、「一般的な相場」は正直ありません。
なぜなら——
お客様に「で、いくら包まれました?」なんて聞けないんです。笑

それでも、「100万円以上包んだ」という話は時々耳にします。
そして、なぜか高額だったお布施のときほど、お客様が「今回は100万包みました」と教えてくれる不思議。

【実話】200万円のお布施が必要になった話

実は先日、こんなことがありました。

お布施を入れる桐箱には、なんと

  • 100万円用
  • 200万円用
  • 300万円用

という商品があるのですが、ある日突然、「200万円用が必要になった」とのご連絡。
レア商品すぎて倉庫が慌てた、なんて裏話も…。


最後に:遠慮せず、住職に聞いてOK!

「お布施の金額」は、本当に悩ましい問題です。
でも、“直接聞くことが失礼”という思い込みこそが、実は一番のハードルかもしれません。

迷ったら、住職に聞いてください。
「お気持ちで」と言われても、勇気を出してもう一度。
それが、結果的に一番スムーズで、トラブルも少ない方法です。

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