「偶然だけど、ちょっと運命っぽい」そんな再会があった話

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少し前の話になりますが、社内でちょっと不思議で、個人的には少し「いい話かも」と思えることがありました。

あるスタッフが葬儀を担当した際、なんと亡くなられた方が前職でお世話になっていた上司だったんです。
葬儀業界って実は転職組が多くて、いろんなバックボーンを持った人が働いているのですが、まさかそんな再会があるとは本人もびっくり。

喪主の方にそのことを伝えたところ、とても喜ばれて「なんだか奇跡みたいですね」と言ってくださったそうです。

実はその直後、別のスタッフにも似たような出来事が。
こちらも、前職の上司にあたる方の葬儀を担当することになり、ご遺族が「こういうのって運命ですよね」とおっしゃっていたとのこと。

…いや、正直ちょっと綺麗ごとっぽい話ではあるかもしれません。
でも、「こういうことがあるから、この仕事やっててよかったな」と思える瞬間でした。

居酒屋で前の上司にバッタリ会っても、こんな気持ちにはならないですよね(笑)。
だけど、葬儀という場だからこそ、「縁」や「つながり」の重みがすごく響くのかもしれません。

もちろん、担当したスタッフがとても丁寧で、安心感を持ってもらえたというのも大きいとは思いますが、
それだけじゃなくて、「最後の時間を、縁ある人が見届けてくれる」ことに意味を感じてくださったのかなと。

あくまで一会社員の一日ですが、
こんな風に人の思いが交差する瞬間に立ち会えるのが、葬儀の仕事の奥深さだなと感じた出来事でした。

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